「花粉」と「寒暖差」…“ダブル”でつらい 今できる対策とは? “自律神経を整える”4つのこと
13日、東京都心は最高気温17.3℃と4月上旬並みの暖かさに。1日で15℃以上も気温が急上昇する“寒暖差”となりました。気温急上昇で「花粉」が飛散し、そこに激しい「寒暖差」による体調不良まで…ダブルで辛い、そんな方もいました。今からできる対策は――。
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“脱マスク”生活になって初めて迎える、花粉症シーズン。
東京・有楽町で聞いてみると…
花粉症の会社員(20代)
「最近、感じますね。目が、かゆかったり…」
花粉症の会社員(20代)
「コロナも落ち着いてきたので、マスクをとる生活をしていたら…鼻がむずむずするなって」
その“特徴”は――
花粉症の会社員(20代)
「それにしても、早いかなと」
13日、都内での「スギ花粉」飛散が、今月9日から始まったと発表されました。去年より1日早く、過去10年間の平均と比べると6日早いといいます。
“早い”ワケは…秋以降続く、この“季節外れの気温の高さ”です。
記者
「こちらの方、半袖で歩いていますね」
「こちらの女性も…ダウンジャケットを手に持っていますね」
まだ、2月中旬ですが……半袖の人も。
北海道から 半袖で東京観光(18)
「北海道に比べたら、めっちゃ暑いので、汗かいてる。まじ、脇汗やばいっすね。普通に暑いです」
「(きょうは)北海道の夏の始まりくらいの暑さなんで」
記者
「夜になっても、テラス席がにぎわっています」
東京都心は、13日朝は最低気温1.6℃でしたが、日中は最高気温17.3℃と、4月上旬並みの暖かさに。1日で15℃以上も気温が急上昇する、“寒暖差”となりました。
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都内のクリニックで相次いだのは、こんな2つの言葉。
いとう王子神谷内科外科クリニック 院長
「ここ数日、けっこう暑いんですけど、“寒暖差”が影響していると思う」
「“花粉症”ひどくないって感じだけど、実は、まあまあ症状は出ているように思う」
この患者も……
患者(64)「あと、花粉が出てきた…」
院長
「花粉が出てきた! そうなんですよ。花粉も1つのテーマ。じゃあ、花粉と(寒暖差による)頭痛のダブルパンチで、ショックですね」
さらに、この患者も…
院長
「花粉症と寒暖差。花粉症と頭痛のダブルパンチが、きょう(13日)多くて、本当に驚いている」
クリニックには、“花粉症と寒暖差のダブルパンチ”で、頭痛や倦怠感などの体の不調を訴える患者が殺到していました。
いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道院長
「(13日の1日で)約20名の患者さんが花粉症。今シーズンでは過去最多でした」
「寒暖差によって、自律神経の調節機能が乱れると、花粉症の症状もより暴走しやすくなる」
大切なのは、“自律神経を整えること”。
日頃の生活で、気をつけるべき4つのことがあるといいます。
いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道院長
「①十分な睡眠、
②肩までしっかりと入浴する、
③腸内環境を整えるようなバランスのとれた食事、
④適切な運動、
こういったことが大事になってくる」
(2月13日放送『news zero』より)