JR東日本「タッチレス改札」開発進める
JR東日本が、Suicaなどをかざさずに改札を通過できる、新たな仕組みの開発を進めていることがわかった。
JR東日本によると、新たな改札システムとして、Suicaなどの交通系ICカードをかざさずに通過できる「タッチレス改札」の開発を進めているという。
改札の天井に設置したアンテナから、「ミリ波」と呼ばれる電磁波を照射し、乗客のスマートフォンと通信して通過する仕組みなどを検討しているという。
現在の改札機は、右手側に読み取り装置があるため、左利きの人に使いづらいほか、大きな荷物を抱えている際にスムーズに通過できないなどの課題があり、JR東日本は、利便性の向上を図りたい考え。
来年にも実験を行った上で、2027年までの実用化を目指す方針。