栃木県日光市にある小学校で、男性教師がいじめを受けていると訴えた小学６年生の男子児童の文章を教室に貼り出したとして、教育委員会から厳重注意を受けていたことがわかった。

日光市の教育委員会によると、市内の市立小学校で昨年度、小学６年生の男子児童が、いじめを受けていると訴える文章を授業中に提出したところ、担任の男性教師がこの文章を教室に貼り出したという。

この男性教師は「思いがいたらなかった」などと話しているという。

報告を受けた教育委員会は、この男性教師と当時の校長を厳重注意とし、男性教師を担任業務から外したという。

市の教育委員会は「子どもや保護者の方にご迷惑や心の傷を負わせてしまったことを、申し訳なく思っております」とコメントしている。