総務省キャリア官僚自殺 公務上災害と認定
総務省のキャリア官僚がおよそ5年前に自殺したのは、長時間労働でうつ病になったことが原因だとして、公務上の災害に認定されたことが分かった。
公務上災害として認定されたのは、2014年に自殺した総務省のキャリア官僚の男性。遺族の弁護士によると、男性の時間外労働は、多くの月で100時間を超えていて、2011年には、178時間に達していたことが総務省の資料で明らかになった。
総務省は、長時間労働などが原因でうつ病を発症し自殺したと結論づけたという。遺族は、「なぜそこまで追い込まれることになってしまったのか明らかになることを望んでいます」とコメントしている。