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出生率を…東京都が長期戦略ビジョン発表

2019年12月28日 1:17
出生率を…東京都が長期戦略ビジョン発表

東京都は、都の出生率を2.07にすることなどを盛り込んだ長期戦略ビジョンを発表した。

小池都知事「子どもが笑顔で、子育てが楽しいと思える社会を目指していくことにつきる」

長期戦略ビジョンには、2040年代に目指す東京の将来像と、それを実現するために、2030年に向けて取り組む政策が盛り込まれている。

重点を置いた子育て政策では、1人の女性が一生のうちで産む子どもの数にあたる「合計特殊出生率」について、2040年代の都の将来像を2.07に設定し、そのために2030年に男性の育児休暇の取得率を90%台まで上げることや、都内の待機児童解消などを掲げた。

都は、来年のオリンピック・パラリンピック後に、正式な長期戦略を取りまとめる予定で、来年の都知事選で再選・出馬に意欲を示す小池知事の事実上の選挙公約になるとみられている。