ゴーン被告弁護団“週明けにも本人と連絡”
保釈中に無断で出国した日産前会長のカルロス・ゴーン被告の弁護団が4日午後に集まって対応を協議し、週明けにも本人と連絡を取ることを決めた。今後、ゴーン被告の出国の経緯について捜査している東京地検にも、面会記録などを提出して協力するという。
弁護団は4日午後、ゴーン被告の国外逃亡後、初めて都内の弁護士事務所に集まり、今後の対応を協議した。弁護団の弘中惇一郎弁護士によると、週明けにもレバノンの弁護士と連絡を取り、ゴーン被告本人との接触を試みるという。
ゴーン被告が不法に出国した疑いについて捜査している東京地検からは3日、ゴーン被告に関する資料を提出するよう要請があったということで、今後、面会記録などを提出し、使用していたパソコンについては中身を確認し、提出するかどうか検討するという。