ブラインドラグビー体験会「壁取り除いてみんなで楽しめるスポーツを」
31日、東京都内で、視覚障害者がプレーするラグビー、「ブラインドラグビー」の体験会が行われました。
「ブラインドラグビー」とは、視覚に障害がある人のラグビーで、1チーム7人で行い、このうち2人までは、障害がない人も一緒にプレーすることができます。
鈴が入ったボールを使い、肩からひざの間を両手でタッチすることで、タックルの代わりとなります。
体験会では、まずアイマスクを装着して、準備体操や音がする方向に歩くことから始まりました。
アルコバレーノ東京・神谷考柄代表「細かく声で伝えてあげるのがすごく、ブラインドラグビーで必要な要素です」
次に、視野が欠けて見えるなど、弱視の人の見え方を体験するため、専用ゴーグルを装着し、ミニゲームなどが行われました。
日本ブラインドラグビー協会・橋本利之会長「視覚障害者、100人いれば100通り(の見え方)、ブラインドラグビーを通して知っていただくことが大事」
日本ブラインドラグビー協会は、「障害の壁を取り除いて、みんなで楽しめるスポーツということを発信していきたい」としています。