五輪・パラ競技会場 有明アリーナ完成式典
東京オリンピック・パラリンピックで、バレーボールなどの会場となる有明アリーナの完成披露式典が行われた。
有明アリーナは東京大会では、バレーボールと車いすバスケットボールの会場となる。東京都が恒久施設として約370億円をかけて建設した。国産木材が効果的に使われ、木の温かみが感じられる空間となっている。メインアリーナには、大会時には仮設を含めて約1万5000席が設置される。
式典では、選手らによるデモンストレーションが行われ、東京大会へのムードを盛り上げていた。大会後は民間企業が運営を担い、コンサート会場としても使われる予定で、都が造った施設のうち、唯一、黒字が見込まれている。