25日（水）も朝から広い範囲で青空が広がり、各地で季節先取りの暑さが続いています。ただ、上空の寒気や湿った空気の影響で午後は大気の状態が不安定となり、内陸部を中心に天気が急変するおそれがあります。

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25日（水）も日本付近は高気圧圏内で、北海道から九州の広い範囲で朝から青空が広がり、各地で気温が上がっています。午前11時半までに、熊本県の菊池で30.2℃とすでに真夏日を記録しているほか、青森県の三戸で29.5℃、弘前で29.3℃、熊本県の甲佐や京都府の舞鶴で29.2℃となるなど、西・東日本だけでなく、北日本でも季節外れの暑さとなっています。

ただ、上空の寒気や地上気温の昇温、南からの湿った空気などの影響で大気の状態が不安定となり、午後は所々で天気が急変するおそれがあります。

西日本から東北の内陸部を中心に所々で雷を伴った雨となり、特に徳島県や高知県ではバケツをひっくり返したような激しい雨となる可能性もあります。長い時間降り続くような雨ではありませんが、激しい雨が降ると短時間でも道路が川のように冠水してしまうことがあります。お出かけの際は、晴れていても折りたたみ傘を持つなど、急な雨にご注意ください。

また、積乱雲が発達すると落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうなどが降るおそれもあります。もくもくした黒い雲が近づいてきた、雷鳴が近くで聞こえるなど天気の変化を感じたら、頑丈な建物内などに避難するようにしてください。