クルーズ船の感染確認者、搬送続く
新型コロナウイルスの集団感染が確認されているクルーズ船では、救急車で感染が確認された人らの搬送が続いている。
クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」では11日も朝早くから、医療関係者が荷物を抱えて船に乗り込む様子や、防護服を着た人たちなどが慌ただしく港を行き交っている様子が見られた。
10日、新たに65人の感染が確認された中、11日朝も救急車で感染が確認された人らの搬送が行われている。また、厚生労働省は11日、船内から要望があった薬約600人分の積み込みを行っていて、薬剤師が乗客に配布しているという。
船は、排水作業や飲み水の精製などを行うため、11日昼ごろ離岸し、12日朝、大黒ふ頭に戻ってくる予定。