新型コロナ鑑みて天皇誕生日の一般参賀中止
今月23日に皇居で予定されていた天皇誕生日の一般参賀が新型コロナウイルスをめぐる感染の現状に鑑みて、中止されることになった。
今月23日は天皇陛下の60歳の誕生日で、事前に陛下の即位後初めての記者会見があるほか、誕生日の祝賀行事が予定されている。皇居では、午前に3回、一般参賀が行われる予定だったが、宮内庁は、新型コロナウイルスの感染が拡大している現状に鑑みて、午後の記帳を含めて中止すると発表した。一般参賀以外のほかの誕生日の祝賀行事は予定通り行うという。
宮内庁は、2月という寒い時期に多数の人が並んで待ち、1か所に集まって密着するという、特殊な状況だとして、一般参賀の中止を判断したという。