来月の天皇陛下の誕生日一般参賀 実施せず
宮内庁は、来月23日の天皇陛下の誕生日一般参賀を行わないと発表しました。
宮内庁は18日、来月23日の天皇誕生日一般参賀について、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、行わないと発表しました。去年に続いて、開催されないことになります。
皇居では、毎年、新年と天皇陛下の誕生日に一般参賀が行われ、皇室の方々が宮殿のベランダに並び、陛下がお言葉を述べられてきました。
宮内庁によりますと、2月下旬の寒い時期に高齢者をはじめ多くの人が訪れ、長時間並ぶことなどから判断したもので、午後の記帳も行わないということです。
去年の新年には、およそ7万人の人々が皇居を訪れました。今年の新年は、一般参賀を行わない代わりに、天皇皇后両陛下によるビデオメッセージが公表されましたが、今回は現時点で考えていないということです。