ふるさと納税“返礼品”に「通話録音機」 詐欺被害防止狙う新サービス
埼玉県警が、ふるさと納税を利用した特殊詐欺の被害防止を呼びかけました。
川越警察署などは今月から、ふるさと納税の返礼品として高齢の親や家族が川越市内に住んでいる場合、家の固定電話に通話録音機を設置し、詐欺の被害防止を狙う新たなサービスを始めました。
署員らは12日、お盆にあわせて市内のお寺を墓参りなどで訪れた家族連れなどにチラシを配り、サービスの利用を呼びかけました。
川越警察署・木村宏志署長「このお盆の時期に家族・親戚と特殊詐欺の防止について話題にして、被害に遭わないように注意していただきたいと思います」
管内では今年、特殊詐欺被害が19件発生し、被害総額はおよそ3700万円にのぼっていて、警察は新しい取り組みで被害を防止していきたいとしています。