天神祭、宵宮迎え“祭りの幕開け”鉾流神事行う
日本三大祭りのひとつ「天神祭」は、宵宮を迎え24日朝、祭りの幕開けとなる鉾流神事が行われました。
鉾流神事は、平安時代に始まったとされる天神祭の開幕を告げる神事です。ことしの神童は地元の小学生秋田颯太くんで、24日午前9時ごろ、大阪天満宮を出発した神鉾を捧げた神童や供奉人によるおよそ200人の行列が堂島川にかかる鉾流橋の斎場で、お祓いを受けました。
そのあと、斎船に乗り込み、神童が邪気を払う白木の神鉾を川に流して祭りの安全と人々の無病息災を祈りました。天神祭は25日、本宮を迎え、大川に100隻あまりの船が行き交う船渡御やおよそ3000発の奉納花火が行われます。