国立科学博物館に9億円超集まる クラウドファンディングが終了 館長「非常に感謝」
国立科学博物館のクラウドファンディングが終了し、およそ9億円が集まりました。
篠田謙一館長「非常に大成功でした。支援者数の数が当初予想していたよりもはるかに(多い)5.7万人ということで、非常に感謝しています」
国立で唯一の総合科学博物館として500万点以上の標本や資料を所蔵する国立科学博物館は6日に会見を行い、ことし8月から5日まで実施していたクラウドファンディングについて、およそ5万6500人から9億1500万円にのぼる寄付が集まったと発表しました。
集まった寄付のうち、およそ6億円を新しい収蔵庫の建設や標本資料の購入費などに使い、残りを返礼品などに充てたいとしています。
運用会社によりますと、国内のクラウドファンディングとしては、今回集まった金額・支援者数ともに過去最多となったということです。