神奈川県警 大山で登山ルールを呼びかけ 「神奈川の山を守る」キャラクターと同じ名前の小学生を一日山岳救助隊員に任命
都心から近いため、大山や丹沢など人気の登山スポットが多い神奈川県では去年、山岳遭難件数が過去最多となりました。事故防止のため、神奈川県警は“ある名前”の男の子を一日山岳救助隊員に任命し、安全な登山を呼びかけました。
18日、神奈川県で人気の山として知られる大山では、県警が作成したキャラクターで「神奈川の山を守る」という意味が込められた「かなもりやまとくん」と偶然、同じ名前を持つ小学1年生・金森弥真人くんが、一日山岳救助隊員に任命されました。
また、警察官が登山ルートや緊急の連絡先を記載した「登山届」を提出するよう呼びかけたほか、遭難が多い場所に注意喚起の看板を設置するため、パトロールに向かいました。
神奈川県内では去年、1973年の統計開始以降、最多となる151件の遭難事故が確認されていて、神奈川県警は、「山を甘く見ず、事前準備をしっかりしてから登山を楽しんでほしい」としています。