都内に大雨・洪水警報…関東激しい雷雨に警戒
関東では大気の状態が非常に不安定になっていて、午後4時現在、東京都内でも土砂降りの雨になっている所があります。道路が冠水している所もあり、引き続き警戒が必要です。
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湿った空気や日中の気温の上昇によって、関東では大気の状態が非常に不安定になっています。
都内でも所々で発達した雨雲がみられ、港区役所に設置された雨量計では、午後3時半までの1時間に58.5ミリの非常に激しい雨を記録するなど土砂降りの雨になっている所があり、東京の23区西部、多摩北部には大雨・洪水警報が発表されています。
気象庁の浸水キキクルによると、午後3時50分時点で、所々で赤色の「警戒」が出ている所があるほか、品川区付近では紫色の「危険」となっている所もあります。
すでに都内で道路の冠水が起こっている所もあるようです。このような所では、マンホールが外れていたり、路上の段差などが見づらくなっていますので、通行の際は細心の注意をしてください。
また、アンダーパスなどでは水深が見た目以上に深くなっているおそれがあります。水深が30センチを超えると車のエンジンが停止し、50センチを超えると車体が浮いてしまうおそれがあると言われています。
走行が不安に感じるような所では無理に進入せず、安全を確認するようにしてください。
関東南部では、15日(金)夜遅くにかけて、雷を伴って1時間に60ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。今降っていなくても天気が急変するおそれがありますので、外出される方は空模様の変化に十分注意してください。