宇都宮に次世代型路面電車「LRT」来年8月に開業へ
「ギョーザの街」栃木県の宇都宮に新たな乗り物がお目見えします。次世代型路面電車「LRT」が来年8月に開業することになりました。
このLRTは深刻な道路渋滞を解消するため、JR宇都宮駅から東側の芳賀町までの全長14.6キロで工事が進められているものです。
全線新設という形での導入は全国でも初めてですが、工事の遅れなどから2度開業が延期されていました。
宇都宮市は、17日の市議会で来年8月、全線同時に開業することを明らかにしました。
今年11月には先行して工事が完了する一部区間で試験運転を始め、来年3月に全線のレールがつながる予定だということです。
また、市は県庁や繁華街などがある宇都宮駅西側へも2030年代前半をメドにおよそ5キロを整備すると公表しました。