東京都、「ビッグモーター」都内7店舗について告訴状 “枯れた街路樹”問題
中古車販売大手「ビッグモーター」の店舗前の街路樹が枯れた問題で、東京都は23日、都内の7店舗について警視庁に告訴状を提出しました。
東京都はこれまで、都内14店舗の前にある植え込みの土壌調査を行い、9店舗の周辺の土壌から除草剤の成分が検出されていました。
このうち7店舗について、器物損壊の疑いで、23日午前、管轄する警視庁の警察署に告訴状を提出し、受理されたということです。
残る2店舗については、現時点で器物損壊の事実があったか特定することが難しいことから、告訴状を提出しなかったということです。
ビッグモーター側はすでに原状回復の工事などにかかる費用およそ1600万円を納付していますが、都の担当者は、「都民の財産を管理する立場として厳正に対処した」としています。