16日(木)は、最高気温がきのうよりも大幅に上がった所が多く、25℃以上の夏日地点は467地点と、6月10日(金)以来6日ぶりに400地点を超えました。

特に九州や中国地方で気温が高く、大分県の日田で31.5℃、宮崎や山口で31.0℃、島根県の津和野で30.5℃、広島で30.0℃など、真夏日となった所もありました。

関東でもきのうと比べると5℃から6℃程度気温が高くなりましたが、朝から雲が取れにくかった影響で、予想よりは気温が上がらず、東京都心でも24.1℃と夏日には届きませんでした。

17日(金)になると、きょうは雲が広がった地域でも強い日差しが照り付け、更に気温が高くなりそうです。

関東や東海では16日(木)よりも5℃程度高くなり、各地で30℃前後と、7月並みの暑さとなるところが多いでしょう。

東京では29℃、さいたまや熊谷では31℃の予想です。

ただ、気温とともに湿度も高くなりますので、熱中症の危険が高まります。

環境省の暑さ指数によると、17日(金)は仙台や東京都心、名古屋や大阪などの広い範囲で警戒レベルとなっており、福岡や熊本、那覇では厳重警戒レベルとなっています。

屋外で作業をされる方や仕事などで外に出られる方は、水分や塩分をこまめに補給し、適宜休息をとるなど、熱中症対策を心がけてください。