熊本地震から4年 復興に新型コロナ影響も
震度7の揺れに2度襲われた熊本地震から、14日で4年です。復興が進む一方で新型コロナウイルスの影響も出ています。熊本城から中継です。
およそ1年かけて完成した全長350メートルの通路からは、復旧が進む熊本城の姿をより近くで見ることができますが、今月29日からの特別公開は新型コロナウイルスの影響で延期となりました。
また、14日は追悼行事も縮小して行われています。
一連の熊本地震では、関連死を含め272人が亡くなりました。先月には被災者の恒久的な住まいとなる災害公営住宅の整備が全て終わった一方、今も3122人が仮住まいを余儀なくされています。
この1年で生活を再建する人が増えた一方、環境の変化で孤立を深める人もいます。そんなとき必要なのが訪問などの見守り活動ですが、最近は縮小せざるを得ない現実もあります。