JR東日本、上越新幹線の架線張り替え工事公開
JR東日本は、架線や線路などの工事の担い手不足が深刻化するなか、大型車両を使った上越新幹線の架線の張り替え工事を公開しました。
12日未明、上越新幹線の線路を走っていたのは架線の張り替え専用の大型車両です。作業員およそ20人が、27年間使用された800メートルの架線を機械と手作業で新しい架線に交換しました。
上越新幹線は開業から40年以上が経過し、通常のメンテナンスに加え、更新工事や地震対策の工事が必要となっています。
大型機械の導入を進めるほか、夜間の作業時間を拡大するため来年春から終電時間を20分程度繰り上げますが、JR東日本は、「安全で安定した運行のため」として利用者に理解を求めています。