長崎・集団感染クルーズ船 一部乗組員帰国
新型コロナウイルスのクラスターが発生した、長崎市に停泊中のクルーズ船から一部の乗組員が4日、帰国しました。
帰国したのは、三菱重工業長崎造船所の香焼工場に停泊するクルーズ船「コスタ・アトランチカ」のインドネシア国籍の乗組員で、新型コロナウイルスの検査で「陰性」と確認された44人です。
船の運航会社が手配したチャーター機で3日夜、長崎空港を出発し、4日午前1時半頃、羽田空港を離陸しました。
乗組員の国籍は30か国以上で、4日もインドネシア国籍以外の「陰性」の乗組員7人が帰国を予定しています。
クルーズ船では乗組員624人のうち148人が「陽性」でしたが、4日、新たに陰性だった乗組員1人が「陽性」と判明しています。