緊急事態宣言の延長が発表されてから１週間の１１日、都内の主要駅では、通勤客が仕事に向かう姿が見られました。

東京のＪＲ品川駅では週明け月曜日の１１日、仕事に向かう通勤客の姿が多く見られました。

通勤客「緊急事態宣言が出た後は結構人少ないなと思ったけど、５月入ってからはそんなに変わらないかな」

通勤客「こんなに人が多くていいのかなという感じはしますけど」

内閣官房によりますと、都内の主要５つの駅の１０日の人の流れは、感染拡大前と比べて東京駅と品川駅で目標の８割を超える減少率となっています。

また、１３の特定警戒都道府県では大型連休中の３日と、１０日を比べると北海道の札幌駅周辺や石川県の金沢駅周辺など、ほとんどの地域で感染拡大前と比べ１ポイントから４ポイント減少率が鈍くなっていることが分かります。

大阪府の梅田周辺でも３日と比べ人の流れがやや増えていますが、依然８割は超えていて、その他の地域でも高い水準で推移しています。