台風5号、12日に東北地方に接近・上陸する恐れ 記録的な大雨になる可能性 厳重な警戒呼びかけ
台風5号が暴風域を伴ったまま12日(月)に東北地方に接近・上陸する恐れが出てきました。総雨量は平年の8月1か月分を超える記録的な大雨になる可能性があり、気象庁などは厳重な警戒を呼びかけています。
気象庁 立原秀一主任予報官
「(台風5号が)暴風域をともなって、北日本にかなり近づき、上陸の恐れがあります。東北地方を中心に、大雨、暴風への厳重な警戒が必要な状況です」
気象庁と国土交通省は10日午後、会見を開き、東北地方を中心に、北日本から東日本にかけて土砂災害や川の増水や氾濫などに厳重に警戒するよう呼びかけました。東北地方では先月の大雨で被害のあった地域は、復旧作業が終わっていないところもあり注意が必要です、
気象庁などは、お盆の時期で移動する人が多いため鉄道の計画運休など交通機関への影響にも注意するとともに、ハザードマップの確認など台風の備えを10日中におこなうよう呼びかけています。