長万部の「水柱」は“温泉” ナトリウムやマンガンなど含まれ水温は21.5℃
今月8日、北海道長万部町に突如、出現した謎の「水柱」。2週間以上たった今も勢いよく噴き出し続けています。その正体が明らかになりました。
水柱の水質調査結果(長万部町HPより)
「検査結果より温泉水である(推定)」
町の人によりますと、当初は温泉のような特徴的なにおいがしていたという水柱。町が行った水質調査によりますと、ナトリウムやマンガンなどの「温泉成分」が含まれ、水温は21.5℃だったといいます。
また、有害な物質は基準値以下で、人体に影響のある数値ではないということです。
町は、噴き出る“温泉水”による騒音や、しぶきで金属がさびることもあるため、対策をとる必要があるとしています。