感染拡大で延期の本因坊戦が開幕 囲碁
新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期されていた囲碁の七大タイトルのひとつ、本因坊戦が2日から始まりました。
日本棋院は、新型コロナウイルスの影響で囲碁の全ての公式戦を延期していましたが、6月1日から再開され、2日、七大タイトルのひとつ、本因坊戦が始まりました。
感染予防策として入室前の検温や部屋の換気などが行われています。
本因坊文裕こと井山裕太三冠は本因坊戦8連覇中で、今回、タイトルを防衛すると史上2位タイとなります。対する芝野虎丸二冠は去年、名人のタイトルを19歳11か月で獲得し、井山三冠の史上最年少記録を更新しました。
挑戦者 芝野虎丸二冠(20)「心配な部分はあるんですけど、すごい楽しみです。碁盤で打つこと自体がすごい久しぶりなので」
本因坊文裕 井山裕太三冠(31)「自分のベストを尽くすこと最優先に考えて、精いっぱい戦いたいと思っています」
本因坊戦は2日から7回行われ、先に4勝した方がタイトルを獲得します。