本因坊戦第4局 3連敗の芝野三冠が1勝
1日、囲碁の七大タイトルのひとつ本因坊戦七番勝負第4局が行われ、挑戦者の芝野虎丸三冠が、本因坊の井山裕太三冠に勝ちました。開幕から3連敗の芝野三冠が、絶対王者の井山三冠に一矢報いました。
本因坊戦七番勝負第4局は、1日、静岡県河津町で行われ、挑戦者の芝野虎丸三冠が勝ちました。芝野三冠は史上最年少の19歳で名人となり、現在は20歳。先週、史上最年少の「三冠」を達成しています。
本因坊戦七番勝負は、新型コロナウイルスの影響で開幕がおくれ、先月の第1局以降、本因坊の井山裕太三冠が3連勝し、芝野三冠はカド番となっていました。
芝野虎丸三冠「とりあえず1つ勝てて安心しました。大変な戦いが続くとは思うんですけど、1局1局大事に打っていければ」
芝野三冠が巻き返しをはかるか、絶対王者の井山三冠が若手の台頭に待ったをかけるか、第5局は今月8日と9日に三重県鳥羽市で行われます。