本因坊・井山三冠がタイトル防衛、9連覇
囲碁の七大タイトルのひとつ、本因坊戦七番勝負第5局で、本因坊の井山裕太三冠がタイトルを防衛しました。井山三冠は本因坊戦9連覇で、60歳未満の現役で永世称号を名乗る資格を得ました。
三重県鳥羽市で行われた囲碁の本因坊戦七番勝負第5局で、本因坊の井山裕太三冠は、挑戦者の芝野虎丸三冠を迎えました。挑戦者の芝野三冠は史上最年少名人、史上最年少三冠と、これまで井山三冠が持っていた記録を更新してきました。
七番勝負は開幕から井山三冠が3連勝し、第5局でタイトル防衛を決めました。
本因坊 井山裕太三冠(31)「最も強い芝野さん相手にベストを尽くしていい結果を出せたことは、すごくうれしく思う」
井山三冠は本因坊戦9連覇となり、60歳未満の現役で、永世称号の「二十六世本因坊文裕」を名乗る資格を得ました。