拉致被害者家族会の前代表・飯塚繁雄さんのお別れ会 岸田首相も出席
去年12月に亡くなった拉致被害者家族会の前代表・飯塚繁雄さんのお別れ会が開かれました。岸田首相らが出席し拉致問題解決に向けた決意を語りました。
拉致被害者、田口八重子さんの兄去年12月、83歳で亡くなった飯塚繁雄さん。
繁雄さんに育てられた八重子さんの長男、飯塚耕一郎さんは繁雄さんが八重子さんとの再会を果たせないまま亡くなったことへの無念の思いを語りました。
飯塚耕一郎さん(45)「八重子さんとの再会に至らなかったということに関しては、私は本当に悔やんでも悔やみきれない気持ちでございます。諦めないという気持ちを持ち、これを具体的な行動に移す必要がある」
また、岸田首相は拉致被害者の帰国に向け全力で取り組むと誓いました。
岸田首相「田口八重子さんとの再会が果たすことができなかったことは、まさに痛恨の極みであり、政府として、一政治家として誠に申し訳なく思っております。私の手で何としても拉致問題を解決したい」
拉致被害者家族の高齢化が進む中、一刻も早い問題解決が望まれます。