国民・玉木代表、岸田首相と会談 「トリガー条項」凍結解除を求める
国民民主党の玉木代表が岸田首相と会談し、ガソリン価格が高騰した際にガソリン税などを引き下げる「トリガー条項」の凍結を解除するよう求めました。会談には公明党の山口代表も出席しました。
会談で、玉木代表は「原油価格の高騰はこれからも続く。今の対策だけでは不十分で、4月以降、追加の支援策が必要だ」として、「トリガー条項」の凍結を解除するよう求めました。
玉木代表によりますと、この申し入れを受け岸田首相は「今後、実務者レベルで詰めていくよう、指示する」と発言したということです。
国民民主党・玉木代表「特にトリガーについては、もう速やかにやってほしいということを申し上げました。実務者レベルでそういった話をする、設けるような指示を出すってことは、これは一歩前進だというふうに受け止めています」
一方で、岸田首相は会談後、「決まったことは特にない」と発言している他、山口代表も実務者レベルの協議の話は「していない」としていて、見解の相違が見られます。