任期満了に伴い、来月５日に投開票が行われる東京都知事選挙に、前熊本県副知事の小野泰輔氏が、日本維新の会の推薦を受け、正式に立候補を表明しました。

小野泰輔氏「新型コロナウイルスが脅威をふるっているという中で、危機対応で論争が進まないということではいけないんじゃないかなというふうに思いました。スピーディーに経済活動が再開できるようにしていくというようなことが大事になるのかなと」

小野氏は、経済活動を重視した新型コロナ対策の必要性や、来年に延期された東京オリンピックについて、「２０２４年への延期も視野に関係機関と交渉したい」と訴えました。

小野氏は無所属で出馬しますが、日本維新の会が推薦します。

都知事選をめぐっては、現職の小池知事が再選出馬の意向を固め、近く表明するほか、立憲民主、共産、社民党が支援する元日弁連会長の宇都宮健児氏や、ＮＨＫから国民を守る党の立花孝志党首らが出馬を表明しています。

都知事選は今月１８日に告示され、来月５日に投開票が行われます。