来年に延期された東京オリンピック・パラリンピックについて大会組織委員会とＩＯＣは、「簡素な大会」として準備をすすめることを明らかにしました。

大会組織委員会・森会長「大会のシンプル化に主眼をおいた基本原則、来年夏までのロードマップについてとりまとめました」

大会組織委員会とＩＯＣは、東京大会を「華美なものとはせず簡素な大会」とするため、見直し案として２００を超える項目の洗い出しを行っています。

「簡素化」に向けては選手や観客を除く大会関係者の参加人数の削減を要請したり、関連イベントの開催を再検討するということです。

また、大会組織委員会は今月中をメドに競技日程と会場を確定させる方針で、「かなりの会場を使用できる見込みがつきつつある」と話しています。

コロナウイルス対策については９月から年末にかけて検討していくとしています。