東京都内で新たに２２人が新型コロナウイルスに感染していたことが分かりました。東京都は、新規の感染者数が落ち着いていることなどから、今月２日から出していた「東京アラート」を解除した上で、事業者への休業要請をさらに緩和する「ステップ３」に移行する方針を固めました。

関係者によりますと、都内の新たな感染者は２２人で、１０日より４人増えましたが、東京都は、今週に入って感染者数が急増せずに落ち着いていることや、都が設定している感染状況を見る３つのモニタリング指標も全て目安を下回りました。

こうしたことから、都は今月２日から出していた「東京アラート」を解除した上で、事業者への休業要請の緩和についても、現在の「ステップ２」から「ステップ３」に１２日午前０時から移行する方針を固めました。１１日夜の会議で正式決定します。

「ステップ３」では、遊園地やバー、カラオケ、パチンコ店などが再開されるほか、飲食店についても、午前０時まで営業が可能となります。