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天皇陛下「新型コロナと水問題」進講受ける

2020年6月11日 19:55

水問題をライフワークとして研究している天皇陛下は、11日、新型コロナウイルスと世界の水問題をテーマに説明を受けられました。

天皇陛下は、11日、廣木謙三政策研究大学院大学教授を赤坂御所に招き、「進講」を受けられました。廣木教授は水問題の専門家で、陛下は、定期的に説明を受けられています。

11日のテーマは、新型コロナウイルスについてで、廣木教授によりますと、手洗いの有効性を示す論文とともに、家で水と石けんを使って手洗いが出来るのは世界人口の4割であると説明した他、水害発生時の影響について、インドの例を紹介したということです。

陛下は、「手洗いは本当に大切ですね」と話し、世界が経験を速やかに共有し、連携する必要があるという話を熱心に聞いて、うなずかれていたということです。