新型コロナウイルスの第２波に備え、千葉県松戸市の病院に、全国で初めて重症患者専用の独立した仮設病棟が完成しました。

松戸市の千葉西総合病院に新たに完成した重症患者専用病棟はベッド数１０床で、患者の容体急変に備え、病室に経過観察用のカメラが設置されています。また、個室では人工心肺装置ＥＣＭＯが使用できたり、腎臓の機能が低下した場合に透析を行えるようになったりしているということです。さらに、ＣＴ検査の装置も専用病棟に完備されています。

千葉西総合病院・三角和雄院長「（通院患者の）不安な心理を解くためには、建物を分けてしまうと。（新型コロナ）ウイルスがいないということが分かれば、安心して治療を受けられますよね」

千葉西総合病院では、先月から軽症・中等症患者の専用病棟がすでに運用を開始しています。