都会の小学校でツミ産卵“国内最小のタカ”
都会の小学校に国内で最も小さいタカといわれる鳥の「ツミ」が初めて巣を作って産卵し、子供たちが成長を見守っています。
品川区の旗台小学校では先週、校舎裏庭にあるソメイヨシノの木の高さ8メートルほどのところにツミが巣を作っているのを学校の関係者が見つけました。ツミは体長30センチ弱とみられ、巣には卵が2つあるのが確認できます。
オスとメスのつがいが交互に来て巣を作り、卵を守っています。
旗台小5年・吉田悠悟さん「巣があったのでびっくりしました。強くてかっこいい鳥が生まれてほしいなと思いました」
ツミは警戒心が強い鳥だということですが、学校は新型コロナウイルスの影響で先月まで休校し静かだったことから巣を作ったのではと話していて、ふ化して巣立つまで静かに見守ることにしています。