お笑いコンビ「ロンドンブーツ１号２号」の田村淳（４６）がこのほど、「田村淳の大人の小学校」を開校すると発表。校長を務める淳がオンライン取材に対応し、“小学校”開校を決意した理由などを語った。

淳はこれまで、ツイッターで参加者を集めて「大人の運動会」などを開催してきた。
「大人の運動会」が今回のヒントになったようで、淳は「大人になると、決まった職場、決まったエリア内でしか友人関係が構築できないって何人かの人が相談に来ていたんで、昔みたいにいろいろな人が集まれるような企画をやってみようかなと思って、まず運動会っていうのを企画しました。帰り際には『勇気を出して一歩踏み出したら、知らない人と話すのがすごく楽しかった』っていうような（参加者の）声を聞くようになって、現代に不足しているコミュニティーの大切さとかが運動会に詰まっているなって感じたので、年に１回だけじゃなくて、定期的にそういう場所を作りたいと思って『大人の小学校』を考えました」と説明した。

「大人の小学校」では淳校長とゲスト講師が対談したり、校長が発表したテーマについて生徒がコミュニケーションツール「Ｓｌａｃｋ」を用いて議論したりするほか、不定期ながら課外授業も行うという。
生徒には受け身でなく、主体的に授業に参加する姿勢を求めているようで、淳は「参加する人がみんな教える人になればいいと思っているんですよ。自分が興味のあったことを発表する場にすればいいと思っているし、オンラインサロンだと旗振り（役）がいて、みんながついていくっていう形が多いんですけど、僕はそうやりたくなくて…」と告白。生徒数については「マンモス校って呼ばれるだけの学校にしていきたいんで、１０００人くらいを目標にしています」と答えた。

「大人の小学校」は現在、１期生５０人を募集中。公式サイトから入校の申し込みをすることができる。