チャーター機乗務員が語る武漢“邦人帰国”
新型コロナウイルスの感染が深刻だった中国の武漢から日本人を帰国させるために運航されたチャーター機の客室乗務員らが、当時の様子を語りました。
全日空・支倉暢彦機長「(当時は)新型コロナウイルスがどういうものであるかよくわかっていない時期でした」
全日空・石黒麻里子客室乗務員「武漢直前の機内で乗務員もマスクと手袋を着用して、少し緊張感のあるなか着陸しました」
チャーター機への乗務は当日告げられたということですが、感染への不安や恐怖はなかったといいます。
チャーター機は、1月と2月に5回運航され、日本人や家族ら828人が帰国しました。
全日空・石黒麻里子客室乗務員「(帰国者から)こういう状況のなか迎えに来てくれてありがとうとか、お互いマスクして手袋している状況でしたが、チャーター便に乗務できたことを光栄に思いました」
外務省は、帰国支援に貢献したとして全日空に感謝状を授与しました。