OECD実施の学力調査、結果公表
OECD(=経済協力開発機構)が実施した学力調査の結果が公表されました。
この学力調査は、OECDが世界の学校に通う15歳の生徒を対象に、知識などを実生活の課題に、どの程度活用できるかを測るために実施しているものです。
2022年に行われた今回の調査には、81か国と地域のおよそ62万人が参加し、「読解力」「数学的リテラシー」「科学的リテラシー」の3つの分野について調査が行われました。
前回2018年の調査と比べ、日本は3分野全ての平均得点が上昇したほか、OECDに加盟する37か国のうち、数学的リテラシーと科学的リテラシーでそれぞれ1位、読解力で2位となりました。
OECDは今回の日本の結果について、新型コロナウイルスのため休校となった期間が、他国に比べて短かったことが影響した可能性があると指摘しているということです。