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首都圏で同じ傾向…感染者の推移をグラフで

2020年7月10日 5:59
首都圏で同じ傾向…感染者の推移をグラフで

日本テレビのインターネット特設サイト「データとグラフで見る新型コロナウイルス」。感染者の多い順に都道府県が並んでいて、クリックすると、それぞれの感染者数の推移を最新データで表示します。

東京都と、隣接する県のグラフの形に注目して見てみます。

まずは東京都。4月17日に感染者数が206人とピークを迎えていましたが、9日は224人と、それを超えました。5月25日に緊急事態宣言が解除されて以降、すでに増加が始まっていましたが、今月に入って6日連続で100人を超えるなど、2つ目の山が顕著になっています。

この傾向は東京都だけではありません。隣接する県でも同じ傾向が見られます。

神奈川県では4月11日、感染者数が76人となりました。緊急事態宣言の解除の後は、しばらく1桁で推移していましたが、先月下旬以降、増加傾向になり、今月に入る頃からは2桁が相次いでいます。9日は25人でした。

最後に埼玉県。やはりグラフの形が東京都とよく似ています。4月15日、感染者数は61人でした。5月25日の宣言解除の後はかなり減っていたんですが、東京などとの都道府県をまたぐ移動自粛が全面的に解除された6月19日以降、かなり数字が増えてしまっています。7月8日は48人、9日は22人でした。

他に、千葉県でも同様の傾向が見られます。首都圏ではグラフの形が東京都にかなり似ています。互いに隣接するので、東京との人の往来が多いことがひとつ理由に挙げられるとみられます。

週末を迎えて人の移動がかなり増えると予想されます。マスクの着用はもちろん、3密の回避など新しい生活様式を徹底してください。

このグラフは毎日更新されます。