一時“可能性↓”も…林氏が検事総長に就任
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検察のトップ、検事総長に林真琴氏が就任し、「1つ1つの事件に公正かつ誠実に向き合い、国民の負託に応えられるよう精いっぱい努力する」と抱負を語りました。
林真琴検事総長「1つ1つの事件に公正かつ誠実に向き合い、法と証拠に基づいて適正に対処することにより、国民の皆様の負託に応えられるよう精いっぱい努力して参る所存でございます」
17日、検事総長に就任した林真琴氏は、法務省の人事課長や刑事局長を歴任するなど法務省の勤務経験が豊富です。
林氏は就任会見で「1つ1つの事件において、個々の検察官が一面は公益の代表者として、もう一面は刑事訴訟の当事者として、その2つを十分に両立していくことができる人材、そして組織にしていかなければならない」と抱負を語りました。
同期である元東京高検検事長の黒川氏の定年延長で、林氏が検事総長に就任する可能性は低くなったともみられていましたが、今年5月に賭けマージャン問題で黒川氏が辞任。林氏が後任として東京高検検事長を務めていました。