気象庁「梅雨明けと同時に気温上昇の恐れ」
気象庁は秋にかけての天候の見通しを発表しました。梅雨明けと同時に、急に気温が上がる恐れがあり、今後、万全な熱中症対策が求められます。
8月から10月にかけての「3か月予報」によりますと、地球温暖化の影響で大気全体の温度が高い上に、日本列島は夏の太平洋高気圧に覆われて晴れる日が多くなり、平年よりも厳しい暑さが予想されるということです。
気象庁は、来週以降の梅雨明けと同時に、急に気温が上がる恐れがあるとした上で、「体が暑さに慣れていないため、熱中症にかかるリスクが高い」と危機感を示しました。また、雨の量は、全国的に「平年並み」と予想されています。
気象庁は、秋にかけて本格的な台風シーズンを迎えることから、東日本や北日本でも、豪雨災害への備えを進めるよう呼びかけています。