アメリカ・ペンシルベニア州で、トランプ前大統領が銃撃された事件をうけ、警察庁は、全国の警察に警備体制を強化するよう指示しました。

現地時間13日、アメリカのトランプ前大統領が銃撃された事件では、容疑者の男が聴衆がいたエリアの外から狙撃したとみられています。

この事態をうけ、警察庁は全国の警察に対し、街頭演説での会場周辺の警戒や、防弾装備の活用などを徹底するよう改めて指示しました。

また、適切な演説場所の選定や手荷物検査の実施、警護対象者と聴衆の距離の確保といった安全対策について、演説の主催者などに粘り強く協力を求めるよう指示しています。