75回目の「原爆の日」コロナで式典は縮小
広島に原爆が投下されて、6日で75年です。そして今年は、新型コロナウイルスの影響で式典の規模は縮小されます。広島市の平和公園から中継です。
午前8時から平和記念式典がとり行われる広島市の平和公園では、未明から祈りをささげている人の姿も見られました。
被爆2世「あそこの石碑に書かれている通り、安らかに眠ってくださいという思い」
親族が被爆「核兵器は、これからはもう絶対に、二度とああいう苦しい思いをしたらいけない」
今年は被爆から75年の節目となる年ですが、新型コロナウイルスの影響で、式典は、参列者を例年の10分の1以下のおよそ800人と規模を縮小して実施されます。
広島市の松井市長は平和宣言で、新型コロナウイルスを人類共通の脅威として、世界に「連帯」を呼び掛けます。また、日本政府に対しては、核兵器禁止条約への署名・批准を求めます。