紙幣きれいに「ブラックマネー詐欺」で逮捕
いわゆる「ブラックマネー詐欺」の手口で会社社長から現金2500万円を盗んだとして、リベリア国籍の男が警視庁に逮捕されました。
警視庁によりますと、リベリア国籍のジェームス・リー・エフ容疑者はことし6月、リフォーム会社の社長から現金2500万円を盗んだ疑いがもたれています。
ジェームス容疑者は不動産購入の取引をもちかけ「購入資金はあるが紙幣が黒く汚れている。きれいな紙幣と一緒にして薬品をかければきれいになる」などとウソを言って社長に現金を用意させ、隙をついて持ち去ったということです。
こうした手口は「ブラックマネー詐欺」と呼ばれ、黒い紙幣が薬品できれいになるウソの実演をして、信用させていました。
調べに対し、ジェームス容疑者は容疑を否認しているということです。