両陛下7月豪雨でお悔やみ 熊本知事と面会
天皇皇后両陛下は7日、甚大な被害をもたらした「7月豪雨」について、熊本県知事から説明を受けられました。
天皇皇后両陛下は7日、赤坂御所に上京中の蒲島郁夫熊本県知事を招き、7月豪雨の被災状況とその対応について説明を受けられました。
熊本県では65人が亡くなっています。知事によりますと、天皇陛下は遺族へのお悔やみとともに、被災した人たちへお見舞いの気持ちを伝え、猛暑の中での復旧復興作業についてねぎらわれたということです。
また両陛下は、避難所での様子や被災者が今、何を必要としているかをたずね、新型コロナウイルス感染拡大の中で被災した子供たちの状況を心配されていたということです。
蒲島知事「両陛下も(新型コロナウイルス禍の状況に)大変苦しまれているのではないかなと。やっぱり社会の一番弱い立場の方々に心を寄せておられるなと思います」