両陛下、国連事務次長から“核軍縮”現状を
天皇皇后両陛下は、中満泉・国連事務次長と面会し、核軍縮をめぐる現状などについて話を聞かれました。
天皇皇后両陛下は、11日、国連事務総長の代理として広島や長崎の平和式典に出席した中満事務次長を赤坂御所に招き、核軍縮をめぐる現状などについて聞かれました。
中満事務次長が、広島・長崎の被爆者の話をオンラインなどの新しい形で世界中に発信している若者の取り組みを紹介すると、天皇皇后両陛下は、「若い人が引き継いでいってくれることが重要ですね」と述べられたということです。
また、天皇陛下には、長女の愛子さまが広島について書かれた中学の卒業文集のコピーが手渡され、若い人が平和や海外の課題に積極的に関心を持つことが重要だということに話が及んだということです。