沖縄の先島諸島に、台風11号が接近しています。3日にかけて、海上を中心に大荒れの状態が続くため、警戒が必要です。

強い台風11号は沖縄の南の海上にあって、今後は勢力を維持したまま西に進む見込みです。

先島諸島では、3日にかけて35メートルの最大瞬間風速が予想されていて、海上は大しけとなるでしょう。高波に警戒するとともに、強い風や大雨にも注意が必要です。

台風11号の影響で、2日に先島諸島を発着する航空便は、午後の便のほとんどが欠航しました。また、宮古島や石垣島と周辺の離島を結ぶフェリーも、2日は全便が欠航しました。

一方、小笠原近海には台風12号があって、北上を続けています。3日には、八丈島の南で熱帯低気圧に変わる見込みですが、西日本や東日本では、来週は大雨となるおそれもあり、今後の情報に注意が必要です。