東京高検トップに就任 斎藤新検事長が会見「検察の基盤が公平・公正に対する国民の信頼にあると認識」
新たに東京高等検察庁のトップに就任した斎藤隆博検事長が会見を行い、「検察の基盤が、公平・公正に対する国民の信頼にあると認識し、務める」と意気込みを語りました。
東京高等検察庁 斎藤隆博新検事長
「検察の基盤がその公平さ、公正さに対する国民の皆様の信頼にあると認識しております。検事長としても、そのことを心の底におさめて務めたいと思っております」
東京高検のトップである検事長に就任した斎藤隆博氏は、これまで東京地検の特捜部長や、最高検察庁の刑事部長、次長検事などを歴任しました。
斎藤検事長は会見で、検察官の実務での作業の負担がデジタルデータの分析などにより近年増していることに触れ、「負担が増えてきている原因をよく探って、可能なものは対応していきたい」と述べました。
また、自身が制度の導入に関わった日本版の司法取引制度についても、「運用実績を積み上げる中で、制度の定着を図っていきたい」と語りました。